古民家への移住

最近、TverでBSテレ東の「カンニング竹山の新しい人生、始めます!」が配信されていることに気が付きました。アーリーリタイアを真剣に考えている身としては、参考になる先人の方々の体験談が見れるということでずっと見たいと思っていた番組です。

Tverでは、ドキュメンタリーカテゴリしかチェックしたことがなく、バラエティに入っていたことに気が付きませんでした。

10月6日の放送でやっていたのは、田舎へ移住!古民家スペシャル。2組の先人の経験が紹介されていまして、両方とも参考になったのですが、とても参考になったのは2つ目の長野に移住された方。東京ガスにお勤めで、42歳の時に移住を考えるけど子供が中学生のため、成人する52歳で長野の中野市に古民家を買ってリフォームして移住したそうです。

移住費用は、築230年の古民家が700万円、外も含むフルリフォーム代が3,000万円。

この方のケースは、まさに私が考えているのにぴったり。ポイントは以下の通りです。

・子供が家を出るまでは都会に住む。(教育環境等の問題)

・古民家は家の基礎と間取りは活かすが、あとは住みやすいように全面リフォーム。

・畑仕事は家庭菜園くらいで、自給自足等ではない。

・つまり、特に何かで生計を立てているわけではないが、子供成人後の夫婦二人の移住なので、仕事がなくても地域で不審に思われない。

・地域のご近所付き合いもうまくいっている。

 今のところ、我が家では金銭面の問題はクリアできそうです。一番ネックだったのが、田舎における人付き合いの問題。人付き合いが嫌いではないのですが、仕事をしない、本格的な農作業もしないで何をやって食べているのかと不審に思われるのは避けたいところ。

でも、ちょっと早いリタイア後の移住という体であれば、この方のケースを見ると問題なさそうな感じです。これからどんどん高齢化が進むわけで、肝心の古民家の物件も増えることはあっても減ることはなさそうです。

 

我が家は、下の子が大学生に入るのが順調にいって54歳の時。大学卒業まで待つとなると、58歳になってしまうので、遅く感じます。54歳まで仕事をするかどうかは別にして、このタイミングで田舎の古民家へ移住というのは、選択肢の一つとして持っておいてよさそうな感じです。