持株の相関関係
現状、日本株の売買は限定されているのでほとんど見ているだけですが、売らずに保有しています。
今年の成績についても、コロナショック直前の最高値にはまだ戻っていませんが、年初来ではプラスにまで回復しました。日経平均を見ると圧倒的にアウトパフォームしているので満足していたのですが、マザーズ指数を見ると同じように戻っているんですね。
そこで気になったのが、自分の持株の相関係数。いいサービスが見つかったので持株それぞれの相関係数を調べてみました。
それが以下のマトリックスです。
マーケットとの相関関係
リストのうち1321は日経平均、2516はマザーズ指数になります。まず、6ヶ月と1年でそこまで大きな違いはないので、傾向としてはこの数値が使えると思います。
過去6ヶ月の相関係数
過去1年の相関係数
2815、8771は、6ヶ月でも1年でも相関が低くなっています。3798、7600は1年では低いのですが6ヶ月では高くなっており、最近はマーケット連動となっていることがわかります。その他の銘柄は、どちらの期間でも高い相関を示しています。
銘柄同士の相関関係
今度はマーケットの1321と2516を除いて持株同士の相関を見てみます。
過去6ヶ月の相関係数
過去1年の相関係数
ここでも2815と8771の相関性の低さが目立ちます。さらに、両者の間でも相関性は低く、2815は3465・3798・7600、8771は1407・3673・7600と相関性が高いという結果になっています。
ということで、今回思い立って相関関係を調べてみましたが、新規銘柄を検討する時はこの相関係数にも注意を払うと面白いのではと思いました。少なくとも手持ち銘柄とは相関が低い銘柄を買うことで、ポートフォリオの分散が効き安定化につながると思います。