アメリカでの銀行口座の選択肢

アメリカの銀行口座は、2年前に渡米した際に大手銀行はChase Bankしか近くに支店がなく選択肢がなかったため、そのままChase Bankを使っています。選択肢がないために選んだ銀行ですが、支店とATMは色々なところにあるし、Chase QuickPayの使い勝手はいいのであまり不満もありませんでした。

 

最近、米国株投資をするためにCharles Schwabに投資口座を開きました。そのため、Schwabからいろいろな宣伝があるのですが、その中にSchwab Bank High Yield Investor Checking accountがあり気になって調べてみました。

Schwab Bank High Yield Investor Checking accountのメリット
  • 毎月の口座維持手数料無料
  • 最低維持金額なし
  • 海外を含む他行のATM使用料無料(月末に返金、1日1,000ドルまで)
  • 為替手数料無料
  • 金利0.4%(年)

正直に言ってメリットしかありません。特に、日本に戻った時に為替手数料やATM手数料を考える必要なしに日本のATMから引き出すことができます。海外旅行に行った際も、クレジットカードキャッシングではなくこの口座からの出金でお金を調達できます。

といいことずくめな上に、口座開設後$1,000入金で$100のボーナスがあります。これは、開設するしかないですね。開設したうえで、あくまで日常生活口座はChaseとし余剰資金の待機口座としたいと思います。

高利息口座の選択肢

なお、アメリカではChecking Accountと言えば金利が付かず、金利を貰いたい場合はSaving Accountが選択肢に上がりますが、ChaseのSaving Accountの金利は0.01%/年と日本顔負けの低金利です。

ただ、他のネット専用銀行などに目を向けてみると高金利をオファーしている銀行があります。例えば、このランキングサイトを見てみると、最高で2.52%/年いう銀行がありますが、Vio Bankという聞きなれない銀行。少し調べてみるとオクラホマ州を地盤とするMidFirst Bankのオンライン部門として2018年にサービスをスタートしたようです。本体は1952年創業ということで、それなりにちゃんとした地銀でVio Bank自体もFDICも適用されるようです。

ただ、そうは言っても何かあった場合は、手続きとかがとてつもなくめんどくさいことは目に見えています。やはり大手が安心ということで見てみると、HSBC Direct Savingの2.3%、Barclaysの2.2%、American Express National Bankの2.1%、Goldman Sachs Bank USAの2.15%などがあります。2.3%というと$10,000で年$230と侮れない額です。

現在、$10,000はキャッシュで持っておこうかと思っていますので、これらのSaving Accountも検討していきたいと思っています。なお、口座を新規開設するときはBonus Offerを忘れてはいけません。少し検索しただけで、HSBC Direct Savingで$125のOfferとか出てきたので。