ヨーロッパドライブを新車で格安でする方法

以前、会社員でありながら長期休暇がとれる環境にいた時、ずーっとやってみたかった車でヨーロッパを周遊を実行することにしました。

検討にあたっての条件

  • 旅行期間は2カ月
  • ピックアップはスイス、ドロップはフランス
  • オートマ車
  • 5人が乗れる大きさ(2カ月のうち2週間のみ、両親を含む5人で移動)
  • ナビ付き

選択肢

レンタカー:今回はHertzで比べてみました。貸出期間の条件は同じ。車種もオートマのSUVで同じです。金額は驚きの5,502ユーロ(本体1,672ユーロ、Collision damage waiver1,888ユーロ、その他経費1,661ユーロ)。

保険は、対人対物は無制限で加入されていますが、車両損害補償はオプションで上記の金額がかかります。しかも、営業補償費用は別途支払義務があり、その金額は1,387ユーロから4,624ユーロ。高額な保険に入っている意味があるのかという支払額です。しかも、ナビのレンタル料金は含まれていないため、ナビを借りたかったら別途お金がかかります。

ちなみに、上記の保険代の中には、以下の保険は含まれていません。
・契約者と同乗者のための搭乗者障害保険(PAI)
・持ち物の盗難を補償する携行品保険(PEC)
・レンタカーが盗まれた場合に免責される盗難保険(TP)

リースプログラム:一方で、今回利用したプジョーオープンヨーロッパというリースプログラムでは、同様の車種と機関で1,779ユーロな上に新車です。しかもこれには保険もついてきます。保険の内容も素晴らしく、以下の表がプジョーがHP上に掲載している比較表になります。

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結論

ここまで言ってしまえば、どちらを利用するかは一目瞭然なのですが、プジョーのプログラムを利用しました。強いてデメリットを上げるとすれば、一旦は購入する形になるので所有権を持ちます。ということは、なんかトラブルで車が走れなくなった時に、レンタカーのように車を変えるというわけには行きません。車が修理されるまで待つ必要があります。ここがデメリットでしょうか。(2019年5月8日現在で、事故時のサービスとして代車レンタカーがありました。デメリットないですね。)

それと、このプログラムはある程度、長期の利用を前提としているので14日以下の料金設定がありません。一般的に日本でお休みを取って旅行される方は、1週間程度でしょうからそういう意味では多くの方にとって使えない制度だとは思います。

ですが、長期で車を借りることを検討している方は、絶対にお勧めな制度になっています。