Google Flight(グーグルフライト)の使い方

旅行で飛行機のチケットを取る際に役立っているのがGoogle Flightです。海外発海外着の航空券を予約するときに、一番に使うのがエクスペディアやスカイスキャナーなどの比較サイトだと思いますが、Google Flightはそのような比較サイトと同じです。では、どこら辺が使いやすいのでしょうか。

いろいろな旅程が比較しやすい

航空券を探すときの手順は、比較サイトに行って出発地と目的地と日付を入れて検索すると、航空券のリストが出てくるという感じだと思います。これは目的地と日付というスケジュールが決まっている場合は問題ありませんが、ある程度、日付と目的地を変えれる場合は、選べる選択肢の中で安いものを探したくなります。

従来であれば、一つ一つ、検索条件を変えて検索する必要がありました。目的地に至っては、自分の知識から近くて安い場所を探す必要があります。

ところが、Google Flightでは、異なる日付の場合の金額の違いと、異なる目的地の場合の金額の違いが一目で見ることができます。

まずは、異なる日付の場合の金額の違いですが、以下をご覧ください。これはシカゴ―ジュネーブの往復で5月29日出発、7月29日帰国という航空券を探したときですが、カレンダーの日付の下に金額(ドル)が出ています。今回は、出発日のカレンダーを見ているので、例えば1日後の5月30日にするだけで、148ドル安い航空券があることが一目でわかります。

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次は場所の違いですが、以下の地図のチューリッヒとかリヨンとかの地名の下に数字が入っているのがわかりますでしょうか。例えば、ジュネーブ往復だと1,432ドルのところチューリッヒにするだけで939ドルになることがわかります。何より地図で見ることができるので、位置関係なども一目でわかります。

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往路と復路の組み合わせが自由自在

普通の比較サイトでは、往路と復路が組み合わさって一つの航空券として検索結果に出てきます。ですが、Google Flightでは、往路と復路をそれぞれ自由に組み合わせることができます。ですので、行きは時間が悪いけど安い航空券、帰りは時間がいい高い航空券などという自分のニーズに合った航空券を簡単に選ぶことができます。

以下のように、まず往路を選び、その後に復路の選択肢から選ぶことができます。当然、それぞれどのような航空券を選んだかによって金額も変わってきます。

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便利なアラート機能

Google Flightでは、2種類のアラート機能があります。

①目的地と日程を設定して、その条件での最安料金のアラート
②特定のフライトを設定して、そのフライトの料金アラート

①の機能はよくあると思うのですが、絶対に乗りたい飛行機が決まっている場合には②が便利です。まあ、実際は、航空券は日程が近づけば近づくほど高くなると思うので、チェックなどせずにフライトが決まっていれば買ってしまえばいいと思うのですが、傾向をみたりするのには便利かもしれません。

その他

その他に、ひそかに大きい要素がレスポンスが早いことです。大手の航空券の比較サイトは、読み込みに時間がかかるし、検索条件を変更するのにもストレスが溜まりますが、Google Flightはそれがありません。本当に、Google上で検索をかけているかの如く、条件の変更に反応してくれます。

ついつい、いろいろな旅程を探しすぎてなかなか決められなくなってしまいます。