アーリーリタイア後の住処その2

前の記事でアーリーリタイア後の住処という記事を書きました。その時は、とりあえず子供が高校を卒業するまでの期間の検討をしました。その期間は、子供の教育環境を第一に考える必要があり、選択肢はおのずと限られるのですが、子供が家から出ていったらその制限はありません。自分のライフスタイルや興味に沿って考えることができます。

さて、私の今のところの希望は以下の4つです。

  • 古民家もしくは町家みたいなザ・日本家屋に住みたい
  • 成人した子供がたまに帰ってくるときに気兼ねなく滞在できるようなある程度広い家がいい
  • 夏は北海道、冬は九州か沖縄にプチ移住
  • 1年の内、ある程度の期間はヨーロッパでプチ移住
プチ移住

 まずは、プチ移住について。この点については、ちょっと調べると地方自治体が提供する体験プチ移住であったり、1カ月等の少し長い期間で借りれるコンドミニアムだったりがたくさんあります。コスト的にもハイシーズンを外せば十分に検討できるレベル。夏のニセコで1カ月20万円未満とか。これらの制度やサービスを使えば、十分に実現できそうです。

ヨーロッパへのプチ移住についても同じでAirbnb等を使えば、十分に可能です。

プチ移住時の本拠地の扱い

ただ、このときに問題になるのが、本拠地としている家の扱いです。持ち家が都内にあるため、普通にいけばその家に住んで、年に数カ月はプチ移住となるのですが、家賃が高い都内の家を1年の内の数カ月空けるのはもったいない気がします。

金銭面的に合理的なのは、都内の家は売るか貸すかして、住居コストの安いところに本拠地を構えて、数カ月空けても無駄が出ないようにすることでしょうか。

ザ・日本家屋と広い家

ど田舎の古民家に住みたいとは思わないのですが、平屋の広い昔ながらの日本家屋に住んでみたいと思っています。地方のある程度の都市で丁度いい物件があれば、前述の住居コストの安いところに本拠地を構えるという目的にも合致していいのではないかと思っています。この場合は、すでに退職して住宅ローンも使えないでしょうから、現金で購入できるくらいの予算で探す必要があります。

まとめ(今後の住居戦略)

前回の記事も含めて我が家の今後の住居戦略を考えると以下のようになります。

・帰国後~アーリーリタイアまで(7年くらい?)

基本は現在都内で所有しているマンション。但し、賃貸中で退去しない可能性があるので、その場合は賃貸か購入を考える。賃貸の場合は、会社から家賃補助が出るため家賃補助後の実際の負担額と住宅ローンを比較して合理的な方を選択する必要がある。

選択の基準は、賃貸と購入でそれぞれ本当に住みたいと思う物件を比較した上で、7年間の実コストを比較する。購入は、7年後以降の売却、もしくは賃貸を考慮に入れる。

これは、結構あっという間の話なので、今から候補物件を探し始めてもいいかもしれません。

・アーリリタイア後~下の子の大学進学まで(6年くらい)

前の記事の内容と同じですが、下の子の中学高校に合わせて近いところに賃貸で住むのが良さそうです。

・下の子の大学進学後(死ぬまで)

可能性としては、現在の持ち家+帰国後に購入のマンションの二つを保有している可能性があります。その場合でも、どちらも賃貸に出して住宅ローンを上回る家賃が手に入るはずですので、貸した上で上記に書いたような日本家屋でいい物件が見つかるといいと思います。この検討は、さすがにアーリーリタイア後の話となりそうです。

 

アーリーリタイア関係の他の記事にも共通しますが、当分先のことでも順を追って考えてみると意外と検討を始めてもいいという段階にあるかもしれません。例えば、我が家の状況は、子供の教育環境と住居選択が密接に繋がっていますので、この二つを考え中が子供の学校を考えていく必要があります。

何事も事前の検討と計画は必要だと思います。