アーリーリタイア後の住処

まだまだ先の話ですが、今回はアーリーリタイア後の住居について。これを考える上で、当然それぞれの環境で重視するポイントが違います。我が家にとっての重視すべきポイントを考えてみました。

なお、我が家は、下の子が中学生になるくらいでのアーリーリタイアを考えています。ですので、下の子が高校を卒業するまでと、大学に入って手が離れたらで全く別の基準になると考えています。まずは、下の子が高校を卒業するまでの期間についてです。

子供の教育環境

さて、下の子が中学生になるくらいでのアーリーリタイアを考えている我が家にとって、一番の関心時は子供の教育環境です。自分自身が大学まで公立のため私立がいいという考えはないのですが、理系・英語・能動的に考える力の3点を養える学校だとベストです。この点を重視すると、文科省が指定するスーパーグローバルハイスクールかスーパーサイエンスハイスクールは、高校を選ぶうえでのいい基準になりそうです。

さらに言うと、都内で電車で通ってサラリーマンみたいに往復1時間とか2時間を電車で無駄にするのではなく、徒歩で通って学外でもいろいろなことをやって欲しいと思っています。

ということで、まずはこの条件を満たすエリアで探すことになりそうです。

賃貸か持ち家か

下の子が中学、高校の6年間だけですので、賃貸が第一条件になるでしょう。ただ、都内に既にマンションを購入済のため、都内であれば持ち家ということになります。この点については、持ち家から通えない地域で賃貸にするとしても、持ち家は貸して家賃を得ることができます。つまり、以下の計算式が成り立つと思っています。

持ち家の場合:住宅ローン+管理費+修繕積立金+固定資産税

賃貸の場合:家賃+(持ち家賃貸で得られる家賃ー住宅ローン+管理費+修繕積立金+固定資産税+所得税)

この二つがイコールであれば、どちらでも経済的な負担は変わりません。幸い、賃貸で得られる家賃から住宅ローン等を全部引いて数万円の手残りがあるため、地方であればむしろ持ち家に住む場合と比べて、持ち出しのお金は安く済みそうです。

都会か地方か

教育環境を最重要視するならば都会の方が選択肢が多くなるでしょう。地方でも名門校であれば望む教育環境があるかもしれませんが、選択肢が少なく高校受験での一発勝負に運命をゆだねることになりそうです。

 

こうやって考えてみると、やはり都会に軍配が上がります。まあ、私自身が地方での高校生活を知らないので想像できないというのも大きいですが。金銭面的にも住環境的にもよさそうなのは、都内周辺エリア(千葉、埼玉、神奈川とか)の都会ではない家賃が安そうなところで、教育目的に合った高校を探してその近くに住むことでしょうか。自宅を賃貸に出せれば、よほどのエリアに住まない限り住居費も安く済みそうです。

なんにせよ、下の子が低学年になったら真剣に考えてみる必要がある項目だと思いました。