確定拠出年金の投資方法

数年前に会社が一部退職金をDB(確定給付)からDC(確定拠出)に変更しました。そのため少額ですが、毎月定額が積みあがっています。会社の導入教育や一般的な方法は、アセットアロケーションを考えての分散投資です。

ですが、私は入社直後にアセットアローケーションにハマって効率的ポートフォリオを計算して、当時購入できた投資信託で資産運用をしていました。いわゆるインデックス投資というやつですね。ただ、インデックス投資では資産を増やすことができないという結論に達して個別株投資に転進しました。

その経験からすると、個別株投資はできないとはいえ、インデックス投資のバイアンドホールドはあまりやりたくないところでした。

レラティブストレングス戦略

そんな時に、このブログこのブログでレラティブストレングス戦略という投資法を知りました。詳細は、リンク先のブログを参照してください。

バイアンドホールドでもなく、インデックスファンドを使ったアクティブ投資としてとても合理的な考え方だと思い、この戦略を使ってみることにしました。

レラティブストレングス戦略の中でも、二番目のブログの方が検証した方法は検証も納得ができたので、この方のブログの説明から自分で同じエクセルを作り毎月、このシグナルに従って売買をしています。

確定拠出年金でレラティブストレングスを使うメリット

確定拠出年金のメリットは以下の二つです。

  • 拠出金相当額が所得控除の対象になる。
  • 譲渡益に対して税金がかからない。

このうち二つ目が重要です。税金がかからないということは、含み益は積極的に確定益にしたとしても不利益はありません。そのためバイアンドホールドよりも、トレンドに沿って利益確定を繰り返すレラティブストレングスは、確定拠出年金の運用に向いていると考えます。

最近のレラティブストレングスシグナル

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 2017年1月からのデータしかありませんが、マーケットが右肩上がりだった2018年2月くらいまでは、シグナルも安定していました。ところが、2018年の下げからマーケットが不安定になると同時にシグナルも安定していません。そのため、最近は売買頻度が多く買っては損切りを繰り返していますが、このシグナルを信じて売買をしていきたいと思います。60歳までおよそ25年。上記のブログによれば期待利回りは15%もあるそう。まあ、本当に25年間年利15%で運用出来たら大変なことになりますので、5%程度の年利が得られたら素晴らしいと思っています。