ゼロからの楽天経済圏への入り方と優待クロスのはじめ方(その2)

 優待クロスが思いのほか長くなったので、楽天経済圏については記事を分けてました。

楽天経済圏への入り方

優待クロスとはあまり関係がないのですが、ついでなのでこの機会に楽天経済圏に入ってみることにしました。今回、SPUアップのために利用したサービスは以下の4つです。

楽天カード2倍、楽天証券1倍、楽天銀行1倍、楽天でんき0.5倍

 これに加えて、基本で1倍、アプリ経由で0.5倍があるので、全部で6倍からスタートとなります。

なお、楽天証券と楽天銀行は、細かい達成条件があるのでそれを別途見ていきます。

楽天銀行

楽天銀行は複雑ではなく、楽天カードの引落口座を楽天銀行に設定するだけとなります。

楽天証券

楽天証券は少し複雑で、500円分以上のポイント投資(投資信託)と楽天スーパーポイントコースの設定が必要になります。後者は、そのように設定すればいいだけなのですが、前者は毎月投資信託を購入する必要があります。

ただし、全てポイントで買う必要はなくポイントと現金の組み合わせでもいいということで、1P+499円でもOKです。毎月1回、スポットで投資信託をポイントを絡めて買うことで達成できます。なお、楽天証券といえばクレジットカードで投資信託を買うことができますが、積立購入の時にクレジットカードが使えるのでスポット購入では利用することができません。

楽天証券で投信をカード購入してポイントを貯める

楽天証券は、投信積立時に限り月50,000円までクレジットカードで買うことができ、さらにポイントも付与されます。そのため、最大の50,000円を買った場合は月500Pで年6,000P付与されます。国内債券を投資対象とする投信はほぼ値動きもなく、現金と同じ感じで保有ができます。短期で売却をしたらさらに値動きリスクを抑えることができるでしょう。

カードで50,000円の国内債券投信を購入→売却→売却代金でカード代の支払い

とすることで、値動きリスクはゼロではないですが、極小のリスクで500Pをもらうことができます。

楽天銀行のハッピープログラムでプレミアム以上を維持する。 

楽天銀行で他行宛振込手数料を無料とするためには、アドバンスト以上の会員ステータスが必要となります。

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残高は毎月25日時点の口座残高のため、50万円か100万円でしたら達成できる可能性は高いのですが、取引回数でもプレミアムを維持できないか検証してみました。

取引回数の判定はいろいろな条件がありますが、今回使うのは、楽天カード口座振替と楽天証券の入金です。

楽天証券の入金方法には2種類あり、手動で行うらくらく入金、証券口座の残高が足りない時に銀行口座から自動で入金される自動入金があります。そして、それぞれ月3回までは取引回数にカウントされます。

らくらく入金は手動ですので適宜行うとして、自動入金はなんらかの金融商品を購入する必要があります。このうちの1回は、前述したポイントと現金のミックスによる投信のスポット購入時に、現金を証券口座に置いておかなければ達成できます。後の2回は、100円で投信をスポット購入すればいいわけです。

さらに、他行への即時入金サービスでも月3回までカウントされます。これは、前述の優待クロス時にSBI、マネックス、GMOへの送金が必要なためこれもクリアできます。

以上で、

楽天口座振替1件

らくらく入金3件

自動入金3件

即時入金サービス3件

 となり、プレミアムの月10件は毎月無理なく達成できそうです。

さらに、ポイントももらえますのでプレミアムの場合は月24P、VIPだと月36Pとなります。

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なお、給与口座への設定や各種引落口座の設定でも1件となりますが、追加で10件で20件のVIPとするのはかなり難しそうです。

楽天証券での毎月購入額

これまでの様々な条件を達成するために、結局楽天証券で毎月いくらの投信を購入するのかというと、SPU+1倍のために500円、会員ステータスのために200円、カード購入でポイントをもらうために50,000円が必要となります。また、これにより月500P+24Por36P(年6,288P/6,432P)をもらうことができます。

 楽天経済圏に所属するための毎月の必要事項

  1. 投信積立のカード購入は一度設定すれば毎月1日に購入となりますが、売却した上で楽天銀行の口座に戻すのは手動でやる必要があります。
  2. SPU+1倍のためのポイント併用500円投信スポット買いと、会員ステータス維持のための100円ずつ2回の投信スポット買いも手動でやる必要があります。
  3. 上記の2つをやった後に、手動のらくらく入金をさらに3回やる必要があります。
  4. また、SBI、マネックス、GMO宛に1回ずつの即時入金サービスでの資金の移動も必要です。
  5. 買い物は、5と0の付く日の5倍、楽天イーグルス、ヴィッセル神戸、FCバルセロナが勝った翌日、ショップ買いまわりポイント最大10倍がうまく重なる時にすることで、最大で5+3+10の18倍となり、元々のSPU6倍と合わせてポイントが24倍となります。24%還元はすごいですね。
  6. ふるさと納税の上限額を事前に計算しておき、上記のショップ買い回りポイント最大10倍が足りない時にふるさと納税を行えるようにしておく。