海外でFireタブレットを使う方法

以前、海外を子連れで長期旅行をした際、Fireタブレットを使い倒したことがありました。その時に調べたことをメモしておきたいと思います。

Amazonプライムビデオ、音楽、kindle本の楽しみ方

これらを楽しむためには、大きく分けてオンライン上かオフライン上の2通りあります。私は、旅行中にオフラインで楽しみたいので、容量の問題からFireタブレットかアンドロイド端末に選択肢が絞られ、値段の安いFireタブレットを購入することにしました。iPadに外付けのフラッシュドライブを付けるという方法も考えましたが、iPadの外付けストレージに保存できるのは、写真や動画のみでアプリなどは無理ということでこれもあきらめました。

オンライン

  1. Fireタブレット、iOS端末、アンドロイド端末上のAmazonのアプリからアクセスして楽しむ。
  2. PCからAmazonのHPにアクセスするか、PC用のアプリをダウンロードしてアプリ経由で楽しむ。

オフライン

  1. 上記1の端末にアプリ経由でダウンロードして楽しむ。iOS以外は端末に差したSDカード上にもダウンロードできるが、iOSはできず端末にダウンロードできるのみ。容量の問題がある。
  2. PC上にはダウンロードできない。

Fireタブレット、日本版とアメリカ版の違い

基本的にFireタブレットは、日本版は日本に在住の人のみへの販売となっています。ですが、アメリカ版は、米国在住の人のみという記述はありません。では、アメリカ版を買って、日本のAmazonにアクセスして日本の商品を買って、見たり聞いたりすることができるのか?

結論から言うと、不明です・・・。どうやら、アメリカ版であっても日本のAmazonのユーザーでサインインはできるようです。ただ、2013年ごろのブログだとサインインができて、日本の本が買えたとしてもエラーが出てきて開けないとあります。どうやら電子書籍の互換性がない模様。ビデオや音楽については調べても、わかりませんでした。

4年前の話ですが、試してみてできなかったら悲しいのでアメリカ版を買うのは諦め、おとなしく日本版を買うことにしました。実家の両親に送ってもらいます。

SDカードについて

Fireタブレットは、8GBと16GBがありますが、ダウンロードをして使うつもりなら8GB程度の違いでは何の意味もありません。それより最大200GBまでのSDカードを差して使うことができるので、こちらをお勧めします。ちなみに、昨年まではKindle本のみSDカードに入れられなかったのですが、それもできるようになり死角はありません。

購入予定のSDカードは、SanDisk Ultra 200GBです。容量については、悩みました。プライムビデオは最大でも25本までしかダウンロードができません。ということは、1本1GBとしても25GBのみです。本と音楽でどの程度、容量を使うのかがポイントなのですが、私は紙の書籍を自炊してデータ化しています。これらはPDFで読めるので、Fireタブレットでも読むことができます。これらを含めるのであれば、200GBでも使うという判断でした。

なお、SDカードの価格差は、32GB:13.27ドル、64GB:21.99ドル、128GB:44.89ドル、200GB:77.73ドルでした。アメリカで海外版を買うので、保証もついており2年間のデータリカバリープランが4.99ドルで追加できます。

海外で日本のAmazonへのアクセス方法

無事日本版Fireタブレットを手に入れたとしても、海外からアクセスすると少なくともKindle本については5冊程度購入後に、居住国を聞かれ、日本からアクセスして購入をしないと、購入が続けられないようです。これについては、カード情報を変えるとリセットされるなどの情報がありましたが、元々有料のVPNサービスを使っているのでOpenVPN for Android(94円)を使えば、解決できます。

今持ってるiPadの使用方法

Fireタブレットで、Amazon関係とPDFは閲覧が可能です。私が利用しているFujisanが、Fireタブレットでは見れないのでiPadでの利用となりそうです。また、Fireタブレット上で日本にアカウントとアメリカのアカウントを交互に使うのは、ログインログアウトの都度データが消えるらしいので現実的ではなく、iPadのAmazonはアメリカのアカウント専用で使うことになりそうです。こう考えると、容量の少ないiPadで使用方法が限定でき、合理的な使い方ができそうです。

まとめると、

  1. Fireタブレット:日本のAmazon、PDF(電子書籍)、日経ビジネス、
  2. iPad:アメリカのAmazon、Fujisan(週刊ダイヤモンド、東洋経済)、Harvard business review(Kindle)
  3. iPhone:動画、写真

旅行時には、上記に加えてMicrosoft Surfaceを持参しようと思っているので、電子機器だらけになりそうです。