過去PER推移を使った保有株(投機対象)の割安度3

さて、このシリーズの最後は投機対象と位置付けている3銘柄です。

投機対象

TPR

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2019年の決算発表を受けて22%という大暴落をしたTPRです。大暴落の原因は、2020年見込みが売上の伸びが10%以下で、当期利益は2019年と同水準(EPS$2.21)という見込みを受けたもののようです。

この最新の見込みからPERを計算すると、今期及び来期見込みは9.03倍ということになります。一方で、過去のPER推移を見てみると、大体15から20倍前後での取引が見て取れます。

来期が今期と同水準というのが本当であれば、市場は行き過ぎているように感じます。

XOM

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今期PERは16.46、来期見込PERは14.17となっており、過去の水準からするとフェアバリューから少し高めといったところでしょうか。ただ、原油価格次第なXOMですので、あまりPERをみても意味はなく、単に現在の株価が過去と比較してもだいぶ下がっているので、購入対象としています。景気循環的な株価推移だと思いますので、$90とかの水準に戻ったら売却予定です。

NGE

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NGEはナイジェリア市場に投資をするETFとなります。新興国にも投資をしたいと思ったのですが、新興国全体にまとめて投資をするのは面白くないと思い、ナイジェリアに絞ったのがまちがいでしょうか。買値からおよそ30%の下げとなっています。

まあ、これは気長に継続的に投資をしていこうかと考えています。

まとめ

投機対象といっても性格はバラバラでしてNGEは投機に走りすぎた感があり反省しています。もう少し様子を見てから追加投資を検討したいと考えているところです。幸い配当利回りは高いので。

TPRは、追加投資をしてもいい水準と思い今日も買いました。2倍くらいはあるんじゃないかと期待しています。

XOMは、よくても$90で20%くらいとあまり望めません。XOMの追加投資は止めにしてTPRに回したいと思っています。

最後に、バフェットが増やしたという銀行株からJPMです。

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今期PER11.01、予想PER10.21ですので、あまり割安性は感じられません。フェアバリューといった感じでしょうか。