ポートフォリオ戦略入門セミナーに参加してみて

昨日、オンラインでリンクスリサーチさんのポートフォリオ戦略入門セミナーに参加しました。18:00 - 1:00 (PST)と長丁場でしたが、色々と気づきがありとても有意義なセミナーでした。

 

セミナーの内容は書けないので、私の気づきをまとめてみたいと思います。

リスク資産と現金の配分

ポートフォリオ戦略は、リスク資産と現金の配分が肝のようです。ここをルール通りに運用することで、市場の急落時に無理なく買い増しができてその後の上昇時のタネとなる。実際、リスク資産100%で持ち続けたケースと現金50%・リスク資産50%でこの配分を保つように運用した時のリターンがあまり変わらないというのは、驚きでした。

米国株においては、中小型株の発掘を諦めて少数の大型株とWCLDで運用をしようと思っていますので、このポートフォリオ戦略を実践してみようと思いました。

 

私の米国株にポートフォリオ戦略を活用としようとすると以下の感じだと思います。具体的な%は伏字にしておきます。

・現金比率は20%として、現在は、米ドル建ての給与から毎月一定額が投資用資金として積み上がっていくので、現金比率30%までは容認。

・それを超えたら、市場の状況は関係なしにその時に一番保有比率が低い銘柄を買い増し。

・通常時のリバランスは、株式の時価対簿価が●%のタイミングが第1回目で、次が●%。買い増し対象は、保有比率が低くなっている銘柄。

・毎月の積み上がりがあるので、現金比率が20%以下になることはそうそうないと思うが、株価の急騰などで20%以下になったら、急騰して保有比率が増えた銘柄を、現金20%になるように売却。

・その他にVIX指数が●以上になったら、非常時のポートフォリオということで現金比率を下げて追加投入する。この時の購入対象は、手持銘柄の買い増しに加えてレバレッジETFも活用する。

 ・その他、個別のナンピンとして●%下がったら同じ分だけ買い増し。

 

情報収集

TwitterなどのSNSはチェックするのを止めましょう。それをやるなら企業の一次情報や論文・専門書を読もうという提言はとても腹に落ちました。最近、Twitterばっかだなと思っていたので。銘柄を探すという点において、Twitterで人のおススメを買うというのはやめた方がいいとは思います。一方で、Twitterでたまに流れてくるユニークな投資アイデアや、ユニークな企業の紹介は有用だとも思います。

ただ、論文・専門書はともかく企業の一次情報をもっと読みましょうというのは最もで、今後は東証の適時開示情報をチェックするようにしたいと思います。

決算短信にすべて目を通すのがいいのでしょうが、それは時間もないので中計の発表だとか新製品や提携の発表などその他のリリースに目を通すようにしたいと思います。

いずれFIREして時間が出来たら決算短信をすべて目を通すというのも1年くらいやってみたいですね。その後にある景色が知りたい。

 

正直、始まった最初はどうかなあと思っていたのですが、とてもいいセミナーでした。