2034年ワールドカップのASEAN共同開催立候補

先ほどのニュースで知りましたが、ASEAN諸国が共同して2034年ワールドカップの招致を目指すことを発表しました。

 

共同開催の国は、Cambodia, Indonesia, Laos, Malaysia, Myanmar, Philippines, Singapore, Thailand, Vietnam and Bruneiの10か国とのこと。夢は広がりますが、いろいろと問題はありそう。一番に思いつくのは、開催国枠として出場するチームをどうするのかということ。10か国のそれぞれのナショナルチームに開催国枠が与えられるのは現実的ではないので、リンク先にも書いてありますが現実的なのは10か国の代表からの選抜チームでしょう。ただ、これも各国から一人は選ばなければいけないでしょうから、純粋に実力のみで選ぶチームともならないでしょうし、監督の問題など山積みです。

 

真っ先に心配されそうなインフラの問題については、何とかなるのではないかと思っています。出場チームが32チームの現在、大体10会場程度が用意されるそうです。2026年から48チームになることが決定しましたが、総試合数自体はあまり増やさない方針のようですので、必要な会場数はあまり変わらないでしょう。そうすると、1か国で1会場か多くても2会場を用意すればいいことになり、既存の会場の整備等で十分そうです。

ただ、こうなると逆に各国で1か所か2か所しか試合が開催されないことになり、盛り上がりという面で不安が残ります。

 

なんにせよ問題は山積みで現実的な案に落とし込むのが難しそうですが、初の東南アジア開催ということで日本からも行きやすく楽しみではあります。そのころにはアーリーリタイアしているはずですので、もし実現されたらぜひ直接観戦に行きたいところです。